120 | Re^3: Excelの関数について | コメント数: 0件 |
マスオ | 2002/05/23 (木) 18:37 | |
> ttest 関数は第4引数に3を指定すると Welch の検定をやるようで,しかも,小数自由度に対応してるようなんですが? TDIST,FDIST,CHIDIST 関数は小数自由度を整数に切下げてしまいますが,BETADIST,GAMMADIST 関数を使えば小数自由度での確率(単精度くらい?)が得られます.TTEST 関数の Welch 検定はこれを使っているようです. TDIST(t,d,2) = BETADIST(d/(d+t*t),d/2,1/2) FDIST(f,d1,d2) = BETADIST(d2/(d2+d1*f),d2/2,d1/2) CHIDIST(x,d) = 1-GAMMADIST(x,d/2,2,TRUE) 同様に小数自由度用の逆関数は, TINV(p,d) = SQRT(d/BETAINV(p,d/2,1/2)-d) FINV(p,d1,d2) = (d2/BETAINV(p,d2/2,d1/2)-d2)/d1 CHIINV(p,d) = GAMMAINV(1-p,d/2,2) Excel の INV 関数は精度が低いようですが,p>=0.001,d>=2 なら有効桁4桁くらいはあるようです. 計算できるのだからこれらのDISTやINV関数でも小数自由度を認めてくれればいいのにね! |